メモリアルサイトとは、亡くなった方の写真・動画・思い出のメッセージをインターネット上にまとめ、家族や親しい人がいつでも訪れて故人を偲べる「追悼サイト」のことです。お墓が遠くてなかなか会いに行けない、アルバムは押し入れの奥でなかなか開けない——そんなご家庭でも、スマホひとつで故人に手を合わせられる。それがメモリアルサイトの魅力です。
とはいえ、「実際どんなものなの?」「自分たちにも作れるの?」と、イメージがわかない方も多いと思います。大切な方を亡くした悲しみのなかで、新しいサービスに踏み出すのは勇気がいることですよね。
この記事では、オンライン追悼サービス「メモリーサイト」を運営する合同会社Zekkが、実際にメモリアルサイトを作るとどうなるのかを、運営者の視点でお見せします。作成の流れ、遺族が故人を偲ぶ使い方の実例、そして良い面だけでなく注意点も正直にお伝えします。読み終えるころには、「自分の家族には合うだろうか」が判断できるはずです。
メモリアルサイト(追悼サイト)とは?できること
まず、メモリアルサイトでどんなことができるのかを整理します。紙のアルバムや仏壇に代わる、あるいはそれらを補う「デジタルの偲ぶ場所」と考えると分かりやすいでしょう。主にできることは次のとおりです。
| できること | 内容 |
|---|---|
| 写真・動画を残す | 思い出の写真や生前の動画をまとめて保存できる |
| メッセージを綴る | 故人へ、または家族へのメッセージを言葉で残せる |
| 家族で共有する | 遠方の親族もそれぞれのスマホから同じページを訪れられる |
| いつでも偲べる | 命日や誕生日など、思い立ったときに手を合わせられる |
お墓や仏壇が「会いに行く場所」だとすれば、メモリアルサイトは「いつでも開ける思い出の場所」です。どちらが良い悪いではなく、両方を組み合わせることで、故人を想う時間がより豊かになります。
メモリーサイトを実際に作ってみた|作成の流れ
「作るのが難しそう」というのが、いちばんよくいただく不安です。そこで、運営している私たちが、実際にサンプルのページを作る流れに沿って手順をお見せします。結論からお伝えすると、特別な知識は必要ありません。スマホで写真を選べる方なら、無理なく進められます。
60代女性
案内役1. ページの土台を用意する
はじめに、故人のお名前や生没年など、基本の情報を登録してページの土台をつくります。ここはフォームに沿って入力するだけです。表紙となる一枚の写真を選ぶと、ぐっとその人らしいページになります。
2. 写真・動画を選んで載せる
次に、思い出の写真や動画をアップロードします。スマホの中から選ぶだけなので、操作はSNSに写真を投稿するのと同じ感覚です。たくさんある場合は、まず「これは外せない」という数枚から始めて、後から少しずつ足していけます。一度に完璧を目指さなくて大丈夫です。
3. エピソードやメッセージを添える
写真に短いひと言を添えると、ページが一気に温かくなります。「この旅行が最後の家族写真でした」「口ぐせはいつもこれでした」——そんな小さなエピソードこそ、後から読み返したときに胸に響きます。長い文章でなくてかまいません。思い出したことを、思い出した順に書き留めていきましょう。
4. 家族に共有する
ページができたら、リンクを家族に伝えて共有します。遠方の親族にもURLを送るだけで、それぞれのスマホから同じページを開けます。「おばあちゃんのページ作ったよ」と一言添えて送れば、家族みんなで思い出を持ち寄る場所になっていきます。

運営していて感じるのは、「作る作業そのものが、心の整理になる」ということです。写真を選び、エピソードを書く時間は、故人とゆっくり向き合う時間でもあります。手を動かすうちに、少しずつ気持ちが落ち着いていく——そんな声を、私たちはよくいただきます。
この記事でご紹介している追悼サイトは、合同会社Zekkが運営する「メモリーサイト」です。写真・動画・メッセージを残し、家族それぞれがスマホから故人を偲べます。まずは利用方法と料金を無料で確認できます。
遺族が故人を偲ぶ使い方の実例
では、実際にどんなふうに使われているのでしょうか。運営していてよくお見かけする使い方を、代表的なパターンとしてご紹介します(個人が特定されない形でまとめています)。ご自身の状況に近いものがあれば、イメージの参考にしてください。
実例1:遠方に散らばる家族が、オンラインで集う
もっとも多いのが、家族がそれぞれ遠くで暮らしているケースです。お墓参りに全員が集まるのは難しくても、メモリアルサイトなら、東京の長男も、地元に残る次女も、同じページで手を合わせられます。「それぞれのタイミングで訪れて、コメントを残し合う」という、ゆるやかなつながりの場になっています。
実例2:一周忌や命日に、家族で思い出を見返す
法事や命日に合わせて開く、という使い方もよくあります。集まった家族でページを一緒に見ながら、「この写真の日はね」と思い出話に花が咲く。遠方で法要に参列できない方も、その日にページを訪れて偲ぶ。お墓や仏壇とはまた違う、写真と言葉を介した偲び方が生まれています。
実例3:生前に、自分でページを準備しておく
近ごろ増えているのが、生前にご本人が自分で作っておくケースです。終活の一環として、自分で写真を選び、家族へのメッセージを残しておく。「自分の言葉で伝えられて安心した」という声をいただきます。生前整理で思い出を残す方法としても選ばれていて、くわしくは生前整理の進め方でも触れています。

メモリアルサイトの良い面(メリット)
ここまでの使い方を踏まえて、メモリアルサイトの良い面を整理します。レビューとして、まずはメリットからお伝えします。
- 遠くにいても偲べる:お墓が遠い、体調的に通えない方でも、スマホから手を合わせられる
- 思い出が劣化しない・なくならない:紙の写真の色あせや、スマホ紛失による消失を防げる
- 家族みんなで持ち寄れる:それぞれが持つ写真やエピソードを一か所に集められる
- 本人の言葉を残せる:生前に作れば、故人自身のメッセージを未来に残せる
- 作る過程が心の整理になる:写真を選び言葉を添える時間が、故人と向き合う時間になる
とくに「遠方でお墓参りに行けない」という悩みを抱えるご家庭にとっては、罪悪感をやわらげる支えになります。物理的な距離があっても、想う気持ちはいつでも届けられる。それが、デジタルで偲ぶことのいちばんの価値だと考えています。
70代男性
案内役注意点・デメリットも正直に
良い面ばかりをお伝えするのは、運営者としてフェアではありません。メモリアルサイトには、知っておいていただきたい注意点もあります。検討する前に、両面を見比べてください。
50代女性
案内役- 継続的な管理が必要:多くのサービスは年単位の管理費がかかる。続ける前提で選ぶ
- デジタルに不慣れだと最初は戸惑う:操作自体は簡単でも、はじめの一歩にためらう方はいる
- お墓や仏壇の完全な代わりにはならない:宗教的な供養や納骨の機能はない。あくまで「偲ぶ場所」
- サービス選びを誤ると移行が大変:運営の継続性や、退会時のデータの扱いを事前に確認したい
とくに大切なのが、最後の「サービスの継続性」です。大切な思い出を預ける場所だからこそ、運営会社がきちんと続くか、退会するときに写真を取り出せるかは、契約前に確認してください。私たちメモリーサイトも、この点は包み隠さずご説明するようにしています。お墓・仏壇とデジタルは、置き換えるのではなく、補い合うものと考えるのがおすすめです。

他の「思い出を残す方法」との違い
思い出を残す方法は、メモリアルサイトだけではありません。紙のアルバムやSNSと比べて、どんな違いがあるのかを整理します。それぞれに良さがあるので、目的に合わせて選んでください。
| 方法 | 向いている点 | 気をつけたい点 |
|---|---|---|
| 紙のアルバム | 手元に残る安心感・形がある | 色あせ・かさばる・共有しにくい |
| SNS | 気軽・無料で始められる | 追悼向けでない・アカウントの扱いが難しい |
| メモリアルサイト | 偲ぶ場所として整う・家族で共有しやすい | 管理費がかかる・サービス選びが要 |
SNSは手軽ですが、もともと追悼のための場ではないため、時間が経つと埋もれてしまいがちです。故人を偲ぶことに専念できる静かな場所がほしい、という方には、メモリアルサイトが向いています。思い出の保全という観点では、デジタル遺品の整理とあわせて考えると、より安心です。
こんな方におすすめ・始め方
ここまでを踏まえると、メモリアルサイトは次のような方に向いています。ひとつでも当てはまれば、一度のぞいてみる価値があります。
- お墓が遠方で、なかなかお参りに行けない
- 離れて暮らす家族と、思い出を共有したい
- スマホの中の写真を、家族が見られる形で残したい
- 終活の一環として、自分の言葉やメッセージを残しておきたい
始め方はかんたんです。まずは無料で内容や料金を確認し、「これなら続けられそう」と感じたら、表紙の一枚を選ぶところから始めてみてください。完璧なページを一度で作る必要はありません。少しずつ、家族と一緒に育てていくものです。終活全体の進め方はデジタル終活とは?やり方とおすすめサービスもあわせてご覧ください。
この記事でご紹介している追悼サイトは、合同会社Zekkが運営する「メモリーサイト」です。写真・動画・メッセージを残し、家族それぞれがスマホから故人を偲べます。まずは利用方法と料金を無料で確認できます。
まとめ|思い出は、いつでも開ける場所に
メモリアルサイトは、お墓や仏壇に代わるものではなく、それらを補う「いつでも開ける思い出の場所」です。最後に要点を整理します。
- 写真・動画・メッセージを残し、家族みんなで偲べる
- 作成はスマホで写真を選ぶ感覚で進められ、作る過程が心の整理になる
- 遠方でも偲べる一方、管理費やサービス選びには注意が必要
- お墓・仏壇と置き換えるのではなく、補い合うものとして使う
大切な方を亡くした悲しみは、簡単に癒えるものではありません。けれど、いつでも会いに行ける場所があることは、静かな支えになります。気になった方は、まず無料で中身をのぞくところから始めてみてください。
生前のご自身でも、ご遺族でも、少しずつ思い出を残していけます。対応内容と料金は無料で確認できます。気になった方は、まず中身をのぞいてみてください。
よくある質問
Q. メモリアルサイトは、デジタルが苦手でも作れますか?
はい、作れます。操作はスマホで写真を選んでアップロードする程度で、SNSに投稿するのと同じ感覚です。一度に完璧に仕上げる必要はなく、表紙の一枚から始めて少しずつ足していけます。ご家族と一緒に進めれば、より気軽に取り組めます。
Q. お墓や仏壇の代わりになりますか?
完全な代わりにはなりません。メモリアルサイトには、納骨や宗教的な供養の機能はなく、あくまで「いつでも偲べる場所」です。お墓や仏壇が「会いに行く場所」、メモリアルサイトが「いつでも開ける思い出の場所」と考え、両方を補い合うかたちで使うのがおすすめです。
Q. 生前に自分で作っておくこともできますか?
できます。終活の一環として、ご自身で写真を選び、家族へのメッセージを残しておく方が増えています。自分の言葉で伝えられるので、「準備できて安心した」という声をいただきます。生前整理で思い出を残す方法としても向いています。
Q. 選ぶときに、いちばん気をつけることは何ですか?
サービスの継続性と、退会するときのデータの扱いです。大切な思い出を預ける場所なので、運営が続くか、やめるときに写真を取り出せるかを契約前に確認してください。料金体系(多くは年単位の管理費)も、続けられる範囲かどうかを見ておくと安心です。
参考情報・外部リンク
- 総務省:通信利用動向調査(スマートフォン・インターネット利用の公式統計)
- デジタル庁(デジタル活用に関する公的情報)
- 国民生活センター(オンラインサービスの契約・解約トラブルの相談先)
- 消費者庁(契約・解約時の注意)
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運営:合同会社Zekk(お墓清掃サービス「まもりて」・オンライン追悼「メモリーサイト」運営)