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終活でやることリスト|何から始める?優先順位と進め方

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終活でやることは、「情報」「お金」「もの」「意思」「供養」の5つの分野に整理できます。何から始めるか迷ったら、まずエンディングノートで現状を書き出すのがおすすめです。すべてを一度に終わらせる必要はなく、できるところから少しずつ進めれば十分です。「終活を始めたいけれど、何からやればいいのか分からない」。そう感じて手が止まっている方は少なくありません。やることが多そうに見えて、つい後回しになりがちなテーマです。

けれど、やることを分野ごとに分けて優先順位をつければ、道すじはぐっと見えやすくなります。合同会社Zekkでオンライン追悼「メモリーサイト」を運営し、終活に取り組むご家族と接してきた経験もふまえ、終活でやることの全体像と進め方を、やさしく整理しました。

終活とは?いつから始めるのがよい?

終活とは、人生の終わりに向けて、自分の身のまわりや気持ちを整理していく活動です。財産や持ち物の整理だけでなく、医療や介護の希望、家族へのメッセージまで含みます。「残される家族の負担を減らす」ためであり、同時に「これからの自分の暮らしを見つめ直す」前向きな準備でもあります。

始める時期に決まりはありません。体力や判断力があるうちのほうが取り組みやすいため、60代前後で始める方が多いものの、40〜50代から少しずつ準備する方も増えています。「気になったときが始めどき」と考えて差し支えありません。

エンディングノートに書き出すイメージ写真
Photo by Jessica Fadel on Unsplash

終活でやることリスト【5分野の一覧】

終活でやることは、大きく5つの分野に分けられます。まず全体像を一覧で見て、自分に必要なところから手をつけていきましょう。

分野 主なやること 優先度
① 情報の整理 エンディングノート作成/連絡先リスト/契約の一覧化
② お金・資産 預貯金・保険・年金の把握/相続の見通し/遺言の検討
③ もの・住まい 生前整理・不用品の片づけ/デジタル遺品の整理
④ 医療・介護の意思 延命治療や介護の希望/かかりつけ医の共有
⑤ お墓・供養・葬儀 お墓や供養の方針/葬儀の希望/思い出の残し方

優先度はあくまで一般的な目安です。今の暮らしで気がかりなことがある分野から始めれば問題ありません。次の章で、進め方を順番に見ていきます。

50代女性50代女性
やることが多そうで、どこから手をつけたらいいのか…。
案内役案内役
気持ち、よく分かります。まずはエンディングノートで今の情報を書き出すところから。全体が見えると、次の一歩が決まりますよ。

終活の進め方|優先順位と5つのステップ

やることが分かっても、順番に迷うものです。「現状を知る→大事なものから決める→形にする」の流れで進めると、無理なく整います。5つのステップで見ていきましょう。

ステップ① エンディングノートで現状を書き出す

最初のおすすめは、エンディングノートで自分の情報を書き出すことです。いきなり片づけや遺言から始めると、全体像が見えず手が止まりがちです。まずは資産・契約・連絡先・希望を一か所に書き出すと、次に何をすべきかが自然に見えてきます。市販のエンディングノートは1,000〜2,000円ほどで、項目があらかじめ用意されているため、書き漏らしを防げます。

ステップ② お金・資産を把握する

次に、預貯金・保険・年金・不動産などの資産を一覧にします。どこに何があるかを家族が把握できるだけで、いざというときの負担は大きく減ります。相続や遺言についても、この段階で見通しを立てておくと安心です。ただし、相続税の試算や遺言書の作成といった個別の手続きは専門的な判断を伴います。金額が大きい場合や家族構成が複雑な場合は、税理士・弁護士・行政書士などの専門家に相談してください。

ステップ③ もの・住まいを整理する(生前整理)

元気なうちに持ち物を整理しておくと、家族が「何を残すか」で悩まずにすみます。一度に片づけようとせず、思い出の品・貴重品・日用品に分けて少しずつ進めるのがコツです。具体的な進め方や思い出の品の扱い方は、生前整理の進め方|元気なうちにやることと思い出の残し方で詳しくまとめています。

ステップ④ デジタル終活を進める

意外と見落とされやすいのが、スマホやパソコン、SNS、ネット銀行などの「デジタル終活」です。パスワードが分からず家族が困るケースは年々増えています。IDやサブスクの一覧を残しておくだけでも、大きな備えになります。基本のやり方はデジタル終活とは?やり方とおすすめサービス、放置したときのリスクはデジタル遺品とは?放置するリスクと生前にやるべき整理で解説しています。

ステップ⑤ お墓・供養・葬儀の希望を決める

お墓や供養、葬儀の希望は、家族が判断に迷いやすい部分です。「どんな葬儀にしたいか」「お墓はどうするか」を書き残しておくと、残された家族の心の負担が軽くなります。葬儀の形や費用の目安を知りたい場合は、複数社の資料を取り寄せて比べておくと、いざというとき慌てずにすみます。

60代女性60代女性
葬儀のことなんて、まだ考えたくないのだけど…。
案内役案内役
無理に決めなくて大丈夫です。ただ、資料で費用や流れを知っておくだけでも、ご家族がいざというとき慌てずにすみますよ。
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近年増えている家族葬の内容や費用を、無料の資料請求で確認できます。まだ具体的に決めていない段階でも、事前に相場や流れを知っておくと、終活の見通しが立てやすくなります。

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家族で終活を話し合うイメージ写真
Photo by Se. Tsuchiya on Unsplash

終活で失敗しない3つのコツ

せっかく始めた終活も、進め方を誤ると途中で止まってしまいます。長続きさせるための3つのコツを押さえておきましょう。

① いきなり完璧を目指さない

すべてを一度に片づけようとすると、負担が大きく途中で挫折しがちです。「今日はエンディングノートの連絡先だけ」というように、小さく区切って進めるほうが続きます。終活は一度で終える作業ではなく、折にふれて見直していくものと考えましょう。

② 家族と共有しておく

終活は自分ひとりで完結しがちですが、内容を家族に伝えておかないと意味が半減します。エンディングノートの保管場所や大まかな方針だけでも共有しておくと、いざというときスムーズです。話しにくいテーマですが、元気なうちだからこそ穏やかに話せます。

③ 専門的な判断は専門家に相談する

相続税・遺言書・不動産の名義など、法律や税金がからむ部分は自己判断が難しい領域です。あいまいなまま進めると、かえって家族を悩ませることもあります。少しでも不安があれば、税理士・弁護士・行政書士などの専門家に早めに相談してください。

思い出を残す終活のイメージ写真
Photo by Kazuyuki AOKI on Unsplash

終活とあわせて考えたい「思い出の残し方」

終活というと「片づけ」「手続き」に目が向きがちですが、もうひとつ大切なのが「自分や家族の思い出をどう残すか」です。写真や動画、伝えたい言葉は、家族にとってかけがえのないものになります。

50代男性50代男性
手続きばかり気にしていましたが、思い出を残すのも終活なんですね。
案内役案内役
はい、大切な一部です。写真やメッセージをオンラインに残しておけば、離れて暮らすご家族もいつでも振り返れますよ。

合同会社Zekkが運営するメモリーサイトは、故人の写真・動画・メッセージをオンラインに残し、家族で共有できる追悼サービスです。生前から少しずつ思い出をまとめておけば、離れて暮らす家族も、いつでもその人らしさを振り返れます。終活の締めくくりとして、思い出を残す準備も加えてみてください。実際の使い方はメモリアルサイトを作ってみた|故人を偲ぶ使い方と実例で紹介しています。

メモリーサイト|思い出をオンラインに残す終活

写真・動画・メッセージをオンラインで保存・共有できる追悼サービスです。生前整理とあわせて思い出をまとめておけば、家族がいつでもスマートフォンから振り返れます。利用方法と料金は無料で確認できます。

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まとめ|終活は「現状把握」から少しずつ

終活でやることは5つの分野に整理でき、優先順位をつければ迷わず進められます。最後に要点をまとめます。

  • まずエンディングノートで現状を書き出す。全体像が見えて次の一歩が決まる
  • お金・資産の把握は優先度が高い。個別の相続・税・遺言は専門家へ
  • もの・デジタルの整理は少しずつ。生前整理・デジタル終活を並行する
  • お墓・供養・葬儀の希望を残す。家族の判断の負担を減らせる
  • 思い出を残す準備も終活の一部。写真・動画・言葉をまとめておく

すべてを完璧にする必要はありません。気になる分野から一つずつ始めれば十分です。まずは生前整理の進め方デジタル終活など、取り組みやすいテーマから読み進めてみてください。

よくある質問

Q. 終活は何歳から始めればよいですか?

始める年齢に決まりはありません。体力や判断力があるうちのほうが取り組みやすいため60代前後で始める方が多いですが、40〜50代から少しずつ準備する方も増えています。「気になったときが始めどき」と考えて差し支えありません。

Q. 終活は何から始めるのがよいですか?

まずエンディングノートで自分の情報(資産・契約・連絡先・希望)を書き出すのがおすすめです。全体像が見えることで、次に何をすべきかが分かりやすくなります。市販のノートは項目が用意されており、書き漏らしを防げます。

Q. エンディングノートと遺言書は違うのですか?

はい、役割が異なります。エンディングノートは気持ちや情報を自由に書き残すもので、法的な効力はありません。一方、遺言書は財産の分け方などに法的な効力を持ちます。相続に関わる内容を確実に残したい場合は、弁護士や行政書士など専門家に相談して遺言書を作成してください。

Q. 終活はひとりでもできますか?

ひとりでも始められます。ただしエンディングノートの保管場所や大まかな方針は、家族に伝えておくと安心です。相続や不動産など専門的な判断が必要な部分は、税理士・弁護士・行政書士などの専門家に相談しながら進めるとよいでしょう。

Q. デジタル終活も必要ですか?

必要性は高まっています。スマホやネット銀行、SNS、サブスクなどのIDやパスワードが分からず、家族が困るケースが増えているためです。IDや契約の一覧を残しておくだけでも大きな備えになります。詳しくはデジタル終活の記事をご覧ください。


参考情報・外部リンク

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桝谷研士(合同会社Zekk)

この記事を書いた人

桝谷研士(ますたに けんと)

合同会社Zekkで、お墓清掃サブスク「まもりて」とオンライン追悼「メモリーサイト」の運営に携わる。
遠方や多忙でお墓に行けないご家族の声を日々うかがう中で、「供養のかたちは一つではない」と実感。
実際の清掃作業やご遺族とのやり取りで得た一次情報をもとに、終活・供養・お墓まわりの「本当に役立つ情報」を、
できるだけやさしい言葉でお届けしています。

運営:合同会社Zekk(お墓清掃サービス「まもりて」・オンライン追悼「メモリーサイト」運営)

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お墓・終活のことなら、まずご相談ください

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